先日、NHKでネット社会の安全を守るべくした生の討論番組「日本の、これから」の際、掲示板による中傷問題を取り上げていました。私は出演者の美形の声優女性が、誹謗中傷に関してネットの恐怖を人一倍訴えていたことが印象的だと感じましたが、この番組をご覧になっていた方はいかがお思いでしょうか。

まだまだ問題化の途上であるこのような中傷は、「いじめ」という最近沸騰している問題に結びつくと思っています。とくに以下の事件を知ると、ますます匿名での誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)も問題になる兆しが見えてるのかなぁ、と思います。
ネット掲示板で「死ね」、中3男子が転校…仙台 12月13日13時51分配信 読売新聞
仙台市太白区の市立中学校の3年男子生徒(15)が10月、インターネットの掲示板で「死ね」「この世から消えろ」などと中傷されていたことが13日、わかった。生徒は不登校になり、翌月、市内の別の中学校に転校した。書き込んだのは5人程度の同級生とみられ、市教委ではいじめだったと認めている。
市教委によると、書き込みがあったのは、インターネットの掲示板。9月28日から10月13日までに30件近くの書き込みが行われ、男子生徒の名前をフルネームで記した上で、「死ね」「学校に来なくていい」などと書かれていた。男子生徒は投稿しなかったが、「『文句ありますか』と反論した」と言いがかりをつけられ、10月12日、校内で同級生の男女5人に取り囲まれ、1人に顔を殴られたという。
以前にも、数人の同級生の生徒が、携帯電話のメールで同時刻に中傷メールを送るという「いじめ」事件もありまして、情報技術がこのように悪用されることに尚更腹立たしく感じていましたが、より匿名性のある「ネット掲示板(電子掲示板)」で誰からかわからない人間から、名指しのうえ中傷を書き込まれるのは、恐怖どころの騒ぎではないでしょう。
以前の参考記事【携帯メールで「いじめ」 中傷で不登校に】
被害を受けた男子児童は不登校・転校になったわけですが、このような中傷と暴行を受けては、衝撃的なことにも「いじめ」で自殺する児童もいることから、今では充分に自然であるとも考えられます。
今回の事件では、書き込んだ人間が被害児童の元同級生であったことが判りましたが、匿名での中傷。最早これは「いじめ」の性質を充分に持っていることが言えないでしょうか。同意の方はクリックをお願いします。

そして、先にかいたように、「日本の、これから」に出演し、中傷を受けたことに関してネットを怖いものと訴えた声優さんに、放送後に殺人予告メールが届いたという話が本人(落合祐里香さん)のブログで書かれていたわけで、どんな脅迫メールであり、番組での発言との関係があるのかまでは不明であることを言っておきますが、こういったことも「先生にチクっただろ」と再度「いじめ」を受けるような現場を髣髴(ほうふつ)させるのではないでしょうか?
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